IntelのハイエンドノートPC用CPU Core i7-10750Hってどうなの?
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| インテルより引用 |
現在はIntelとAMDともにお互いをライバルとし製品を出し合っています。私のブログでもIntel及びAMDの開発するCPUについていくつか記事を書き紹介してきました。
今回は、IntelのCPUの中でもハイエンドノート向けの語尾にHのつくCore i7-10750Hについて紹介していこうと思います。
- ハイエンドノート向けCPU「Hシリーズ」とは
- 省電力より性能を重視
- 高性能でも欠点が
- 第10世代のHシリーズのCore i7 「Core i7-10750H」ってどうなの
- Core i7-10750Hのスペック
- ベンチマーク
- Core i7-10750Hの用途
- 最後に
ハイエンドノート向けCPU「Hシリーズ」とは
Intelの販売するCPUにはいくつかの種類があり、それぞれ利用方法を想定した性能・価格の製品があります。そして今回紹介するCPUであるHシリーズとはノートPC向けのCPUの中でも性能を追求したCPUです。
この見出しでは主にHシリーズが他のCPUに比べてどのように違うのかについて紹介していきます。
省電力より性能を重視
IntelのCPUの中でもHシリーズが高性能を追求したものであるということを冒頭で紹介しましたが、高性能を実現するために通常のノートPC用のCPU(Uシリーズ)とは違う点が多くあります。その中の一つが「TDP」です。
TDPとは英語で「Thermal Design Power」日本語で「熱設計電力」というものです。このTDPというものはCPUの電力及び発熱の指標となるものです。
そして、通常のノートPC用に搭載されているCPUはこのTDPが低くなっています。これはバッテリーの持続時間を長くするためや小さなボディーにより冷却を行うこと難しくなるので熱を多く発しないためです。
通常のノートPCに搭載される「Uシリーズ」はTDPが15Wに制限されています。ですが、ハイエンドノートPC向けに設計されている「Hシリーズ」はTDPが45WとUシリーズの15Wのおよそ3倍の設計になっています。
この電力的・熱的余裕によって性能を引き出すことができています。
高性能でも欠点が
前の見出しで説明した通り、インテルの「Hシリーズ」は高性能化を実現するためにTDPが高く設定されています。TDPが高く設定されるということはCPUが使う電力が増えるということであり、CPUの電力使用量が増加すると発熱も増加します。発熱が増加するとそれを冷却するための冷却装置も大掛かりなものが必要になります。
CPU単体での電力も増え、それを冷却するための装置の電力も必然的に増加します。そのためHシリーズのCPUを搭載してPCは必然的にバッテリーの持続時間が短くなってしまいます。
また、大掛かりな冷却装置が必要になり熱を伝えるためのヒートパイプなど冷却に関する部品も多くなってしますのでHシリーズのCPUを搭載したPCは通常のUシリーズを搭載したPCと比べ本体の厚さや大きさが大きくなり、重さも増加してしまうため持ち歩きに適しません。
Hシリーズには以上のような欠点もありますが、家庭の中で移動しながらPCを利用するなど持ち歩きはあまりしないけど家の中では移動したりして高性能なマシンが欲しいという人にはうってつけのCPUだと思います。
第10世代のHシリーズのCore i7 「Core i7-10750H」ってどうなの
ここからは、HシリーズのCPUについての解説ではなく、そのHシリーズのCPUの中でもゲーミングノートPCやクリエイター向けノートPC等に多く搭載される第10世代のCore i7である「Core i7-10750H」について解説していきます。
Core i7-10750Hのスペック
上記の画像は全世代の第9世代Core i7-9750Hと今回解説しているCore i7-10750Hのスペックを比較した表です。
主な変化はブースト周波数が5.0GHzになったこととメモリがDDR4-2933までサポートするようになったことです。
Core i7-10750Hの性能の変化は周波数の変化のみにとどまっています。
ベンチマーク
CienbenchR15
上記の画像は、Core i7-10750Hと他のCPUとの性能を比較したものです。Core i7-10750Hはデスクトップ版のCore i7には及ばないもののUシリーズのCore i7-10510U等と比べると大きく性能が高いのがわかります。
また、前世代のCore i7-10750Hと比較しても7パーセントほどの性能向上を果たしており順当な性能向上を見せています。
Geekbench5
シングル・・・1205
マルチ・・・6030
PassMark9.0
スコア・・・15379
Core i7-10750Hの用途
Core i7-10750Hでは、ほとんどの作業を快適に行うことができます。動画編集や3D編集等のCPUの性能が重要視されるような利用方法ではデスクトップCPUのほうが良いですが問題なく動画編集及び3D編集を行うことができます。
最後に
Core i7-10750Hは前世代から7パーセントほどの性能向上をし、また他のノートPC用CPUに比べても大幅に高性能です。
今回の記事には載せていませんが第7世代のCore i7のHシリーズは4コア8スレッドであり今回紹介したCore i7-10750Hは6コア12スレッドですので、第7世代以前のH(HQ)シリーズを利用している人は今回のCore i7-10750Hに移行することでより高性能な環境を手に入れることができると思います。
しかし、第9世代HシリーズのCore i7-9750Hを利用しているばあいはその伸び率は7パーセントほどでとどまっているので買い替える意味はないでしょう。






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