内蔵グラフィックスで60FPSを実現!?新設計のTiger Lake
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| https://www.ciobulletin.com/others/intel-announces-11th-gen-tiger-lake-cpusより引用 |
8月13日にインテルは第11世代のCore iシリーズとなるTiger Lakeについて詳細な内容を公開しました。
今回の発表は「Intel Architecture Day 2020」というもので製造技術やCPU・GPU・今後のロードマップについての詳細な情報が公開されたイベントであり、このイベント内でCPUについての情報として、現行の第10世代のCore iシリーズの後継となるCPUとしてTiger Lakeについての情報が公開されました。
今回のこのCPUは、第10世代の設計のうち設計が大幅に変えられたIceLakeの後継となるもので、最近の新規格のインターフェイスの登場により、新規格のインターフェースへの対応など様々な機能に対応しました。
- プロセスルール10nm、クロックは向上、消費電力は削減
- キャッシュ容量が8MBから12/24MBに増加
- 新規格のインターフェイスに対応
- 新型のXeグラフィックスはEU数が64個から96個に増加
- まとめ
プロセスルール10nm、クロックは向上、消費電力は削減
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| https://image.itmedia.co.jp/l/im/ait/articles/1909/20/l_wi-process02.png#_ga=2.133880845.2093422998.1599574911-976637632.1599574911より引用 |
Tiger Lakeではプロセスルールは「10nm SuperFin」になっており、10nmと聞くとIceLakeと同じではと思う人も多いと思います。ですが、今回のTiger Lakeは冒頭で言ったのと同じように同じ10nmプロセスでもIceLakeの時のものに改良を加えた「10nm SuperFin」というものでIce Lakeの弱点であった周波数があまり高くできないという問題を改善し、クロック周波数が向上しました。
また、周波数が上がったことで性能が向上しているのにも関わらず消費電力は削減されました。
今回の製造の変更は周波数など性能に大きくかかわる部分が修正されておりIceLakeよりも高周波数での動作、消費電力の削減など、大きな影響を与えたものでした。
キャッシュ容量が8MBから12/24MBに増加
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| https://gigazine.net/news/20160912-cpu-cache-level/より引用 |
Tiger Lakeでは周波数や消費電力などの大きな変更点のほかにも、キャッシュ容量の増加も行われました。L2キャッシュの容量が512KBから1.25MBに増量しL3キャッシュの容量では8MBから12MBまたは24MBへの増量が行われました。
特にキャッシュの容量の増加による影響が大きいのはL2キャッシュの増加で、L2キャッシュはキャッシュの中でもCPUに内蔵されるキャッシュで一番容量の多いキャッシュです。CPUに搭載されているキャッシュの増加は、CPUとのメモリのレイテンシの削減の効果があるされており、今回のキャッシュの増加はレイテンシの改善がなされていると考えられます。
新規格のインターフェイスに対応
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| https://www.youtube.com/watch?v=PNvyL6kHUBsより引用 |
Tiger Lakeでは、現在ではまだ登場していないThunderbolt4.0、USB4.0、に対応する予定になっています。
また、PCle Expressも以前のPCle 3.0から新規格のPCle 4.0に対応しました。PCle 4.0はAMDが先をいっていたのでインテルはようやく追いついたというような感じになっています。
また、現在はまだありませんが今後登場予定のメモリ規格のLPDDR5への対応もされるということでより高速なメモリを用いることが可能になるようです。
新型のXeグラフィックスはEU数が64から96に増加
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| https://wccftech.com/intel-iris-xe-graphics-next-gen-gpu-for-tiger-lake-cpus/より引用 |
Tiger Lakeでは、グラフィックスが強化されたということで他の記事やPC関連のサイトでも大きなニュースとなっています。今回、Tiger LakeのCPUの内蔵GPUとして搭載されるGPUは高性能と言われていたIceLakeの内蔵GPUの実行ユニット数(EU数)は64でしたが、Tiger Lakeでは、それよりも1.5倍も多い96個もの実行ユニットを搭載しており、より高性能な内蔵GPUとなりました。
この内蔵GPUでは、設定を落とせば60FPSでのゲームプレイをできる可能性があり、内蔵GPUでゲームができてしまう時代がここまで迫ってきたといえます。
まとめ
Tiger Lakeでは、プロセスの製造変更により、IceLakeでの問題点だった高周波数での動作が難しかったことや新規格のインターフェイスへの対応もされ、今後の新たな規格にも対応するように設計されています。ThunderboltやUSBの規格の変更も行われる重要な時なので、それに合わせて新規格のインターフェイスに対応したことは良い点だといえると思います。
また、内蔵GPUの強化によって、ゲームプレイが内蔵GPUによって可能になるかもしれないということも魅力的だと思いました。






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