2010年発売のiMac mid 2010 21.5インチモデルの修理をした話(HDD交換)
今回お話しするのは、父のPC買い替えにより利用しなくなって故障していたiMacの修理をした話をしていこうと思います。
これは、あくまで私の修理をした体験談であり本来はAppleにお願いして修理してもらうものです。そのため、当記事を読んで修理を故障をしても責任を負うことはできません。また、今回修理したものは古い機種のものであり、現行の機種とは違う設計になっています。保障のあるiMacを分解すると保証がなくなります。あらかじめご了承ください。
今回修理したiMacは2020年8月24日現在から20年前に発売されたiMac mid 2010です。この機種は初めてIntelのCore iシリーズを搭載したもので、これよりも古い2009年以降のものはCore 2 DuoになるのでiMac mid 2010をもらえたのはうれしいことでした。
今回修理するiMacの性能はCPUがCore i3 540 3.06GHz、RAM 4GB、HDD 500GB、GPUにRadeon HD 4670 256MBメモリを搭載したモデルです。
では、ここからはどういう経緯で修理をしどういう結果になったのかについて語っていこうと思います。
OSのインストールができない
まず、このiMacをもらってから行ったことがMac OSのクリーンインストールでした。iMac mid 2010は初期搭載のOSがsnow Leopardであり、本来ならばOSのアップデートには専用のアップグレードメディアを購入してアップグレードする必要があります。ですが、今回は別のiMacを所有しているためそのPCから、「High Sierra」のインストールメディアを作ってクリーンインストールを行いました。
iMac mid 2010は最新のMac OSであるCatalinaをインストールをすることはできず「High Sierra」がインストールできるOSの中で一番新しいOSです。
まず、インストールされているSnow Leopardがインストールされているドライブをフォーマット(Mac OSジャーナリング)しインストールメディアからの再インストールを試みました。
問題はここで発生しました。インストールが始まり、しばらくして再起動すると半分までインストールをすることができますが、それ以降はエラーが発生してインストールできませんでした。
インストールメディアを作ったUSBに問題がある可能性も高いので、メディアをほかのUSBで作成しもう一度試みましたが、同じようにインストール失敗しました。
メモリの不良も考え、iMac mid 2010はまだ、RAMの交換ができる機種なのでRAMを取り外し別に使っているノートPCのRAMと交換し再度インストールを試みました。ここでもインストールに失敗しました。
そこで、これ以上分解せずに原因を見つけることはできないと思ったので分解し修理することを決意しました。
iMacを分解、HDDを交換
分解せずにインストールできない原因を見つけることは不可能だと思った私は、この状況からインストールできない原因はHDDに原因があるのではと思いHDDの交換を行うことにしました。今回修理したiMac mid 2010は、3.5インチHDDを搭載しているので新たに同じ容量である500GBのHDDを準備しHDD換装を行いました。
まず、今回修理したiMac mid 2010は画面を覆うガラスが強力な磁石で固定されているので画面を簡単に外すことができます。画面が薄型化した比較的新しいiMacは画面が両面テープによって固定されているため簡単に分解して修理を行うことはできません。実際に私も薄型のディスプレイのiMacの修理も行いましたが、今回HDD交換をしたiMac mid 2010に比べると圧倒的に難易度が高く失敗する可能性も高いのでお勧めできません。
画面のガラスを取り外すと上記の画像の赤い点の位置にねじがあるので外します。このねじは星形のトルクねじなので一般のドライバーでは分解できません。
このねじを外すと液晶を取り外すことができます。
ねじを外し画面を取り外す際に上記の画像の赤い点の位置に配線があります。無理やり画面を引っ張ると配線が切れてしまい画面が映らなくなったり、スピーカーから音が出なくなったりします。慎重に1本1本取り外すようにしましょう。
画面を取り外すとiMacの基盤が現れます。
そして、HDDは上記の赤い四角形のところにあります。ここもトルクねじでマウンタで固定されているので取り外し新しいHDDと取り換え同じように配線マウンタへの取り付けを行い元の位置に戻します。
後は、分解の時と同じように配線とねじ固定を行えば修理完了です。
OSのインストール、またもや問題発生!
その後「High Sierra」の再インストールを試みると見事成功し原因であったHDDを交換したことで、PCが不安定になることもなくなりました。
また、Windows10のインストールもすることができ理想のMac OSとWindowsとのデュアルブート環境を構築することができました。
ですが、問題が発生したのは、ここからです。HDDの換装後PCを利用しているとゴーというファンの回転音がします。
これは取り出したHDDです。下記の画像を見てください
このHDDの赤で囲んだ部分に端子があります。私もHDDを換装したときにうすうす気づいていたのですが、この端子はHDDの温度を伝えるための端子のようで、今回換装したHDDにはこの端子がなかったため、HDDの温度をPCに伝えることができないので、ファンの回転数が上がってしまいファンが高速回転していたようです。
ファン制御のために「Macs Fan Control」をインストール
ファンの回転が速くうるさいのでファンの回転を制御するためにファン制御ソフトを導入することにしました。ファン制御として、「Macs Fan Control」を利用することにしました。
このソフトはMacのファンをコントロールするソフトで、温度によるファンの回転数制御を行うことができ、Windows用とMac OS用の両方が準備されているのでMacにWindowsをインストールをしている人にもおすすめの制御ソフトです。
これによりファンの回転数の制御ができたので、ファンの回転を抑えられ静音化することができました。
ちなみに、他のファン制御ソフトではMacのファンを認識しなかったのでMacのファンの回転を制御するのはこのソフト一択になりそうです。
最後に
今回は、iMac mid 2010のHDD交換を行う修理を行いました。たくさんの問題点が見つかりながらも最終的には十分利用できるまで持ってくることができました。修理による故障といった責任を負うことはできませんが、iMacの修理に挑んでみたい人や同じような境遇で修理に挑んだ人に参考になればなと思っています。
※画像はAppleから引用






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