世界1位の座を手に入れたスパコン「富岳」のすごさと今後のスーパーコンピューターについて

LNEWSより引用


今回は、日本のスーパーコンピューターで世界一位になった富岳について紹介していこうと思います。

富岳は、2011年に開発され世界1位を獲得した「京」の後継のスーパーコンピューターとして開発されたものです。

富岳が、今回獲得した世界一位の称号は4つあり、「TOP500」「Graph500」「HPCG」「HPL-AI」で1位を獲得しました。富岳は2011年の京が1位を獲得したときの性能の100倍の性能を持っておりとても高性能になっています。

その性能は415PFLOPSにも達し京の10PFLOPSのおよそ100倍です。

富岳は、CPUを15万2064個搭載した15万2064ノードの構成となっているまた、396ラック(筐体の数)になっていて1ラック当たり384ノードとなっています。CPUには計算用のコアが48コアとOS(assistant core)が4コアの52コアになっており、それぞれ4区域に分けられ12コアの計算用のComputeコアと1コアのOS用のコアの13コアが4区域での52コアという構成になっている。

 富岳のすごいところ

富岳のすごいところは性能が世界1位を取ったことだけではありません。富岳を構成しているCPUはARMベースのCPUでアメリカなどで運用されているものや今後運用予定のスーパーコンピューターはIntelやAMDのCPUやGPUを使って作られています。ですが、今回のスーパーコンピューターである「富岳」は、CPUにARMベースを用いています。厳密には違いますが、富岳は独自設計のCPUを搭載してると考えてよいと思います。

また、「富岳」は、従来のスーパーコンピューターである「京」の課題であったスーパーコンピューターとしての利用のしにくさを改善しとても利用しやすいものとなりました。

また、最近のPCにもある通り現在はグラフィックスを担うGPUの性能が向上し、CPUの担う処理をGPUも担当することになったことで複雑な処理も高速になっています。スーパーコンピューターも同じく、CPUだけでなく、GPUの処理能力にも頼るためにCPUとGPUどちらともを搭載しているスーパーコンピューターが多い中、「富岳」は、CPUのみのスーパーコンピューターであることもすごいといえる理由です。

 今後のスーパーコンピューターについて

現在は、日本の開発した「富岳」が世界1位を獲得していますが、現在2021年運用開始予定のFrontierというスーパーコンピューターや2023年運用開始のEl Capitanというスーパーコンピューターが控えており、前者はおおよそ1500PFLOPS、後者が2000PFLOPSと性能が予測されており、富岳の4倍から5倍ほどの性能を持ったものが今後登場する予定となっています。

また、これらのスーパーコンピューターは、AMDのCPUであるZenシリーズのサーバー向けCPUのEPYCというCPUが搭載されると見込まれており、興味深いものです。スーパーコンピューターは常に進化し続けるので、今後順位が追い抜かれるのはしょうがないことですが、今回日本が、獲得した、この世界1位という称号はただ1位というだけでなく日本の技術力の高さをも評価しているといえると思います。

スーパーコンピューターが進化することは、現在ではわからない未知のことについて知ることの手助けになり、今後もその発展をし続けてほしいものでもあります。

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