8型のゲーミングパソコン GPD WIN MAXが発売決定 IceLakeを搭載
今回はGPDより発売が決定された8型のゲーミングノートPC GPD WIN MAXについて紹介していこうと思います。
このGPD WINシリーズは2016年11月に初代のGPD WINが2018年6月には新型のGPD WIN2が発売されました。今回発売されるのはその後継機種となるもので、9月発売を予定しています。
価格は9万2600円(税込10万1860円)となっておりやや高い価格設定となっています。
また、旧機種のGPD WINとGPD WIN2も小型でゲームができるというのを売りとしており今回の製品もAAAタイトルのゲームがプレイできる高性能の小型PCを目標とし開発がされてきました。
※画像はGPDホームページより引用
高性能なIceLakeのCore i5を搭載
旧モデルではCore m3 8100Yという超低消費電力のCPUが搭載されていましたが、今回はYシリーズよりも消費電力が高いCore i5 1035G7が搭載されることになりました。
Yシリーズに比べUシリーズの位置づけになるこのCPUは消費電力が高くなっていますが、省消費電力のためにクロックが下げられているため性能が低くなっています。
そのため、今回Uシリーズの位置づけになるCore i5 1035G7が搭載されたことはゲーム性能にも大きく影響すると考えられます。
Ice Lakeには新型の内蔵グラフィックスが搭載されており以前のグラフィックスに比べ大幅に性能向上しています。性能はおよそMX250やMX150と同等とされています。
上記のグラフは搭載されているCPUの性能をベンチマークで比較した結果です。
今回搭載されたCore i5 1035G7は第8世代のCore i5に比べ大幅に性能が向上しています。
また、上記のグラフには載せていませんが、GPD WIN 2に搭載されていたCPUは「231pt」でCore i5の廉価版となるCore i3よりも低性能となっており、以前のモデルから大幅な性能向上をしています。
上記のグラフはCPUと同じくベンチマークの結果を比較したものです。
青い棒が今回搭載されているCPUの内蔵グラフィックスです。
ベンチマークはそれぞれ特性があるのでこの結果が一概に正しいといえませんが従来のCPUに搭載されていたUHD620よりもおよそ2倍、外部GPUのMX250にも近い性能を有しています。
ゲームが十分できる性能
GPD WINシリーズは小型でゲームができるというところをアピールしています。
以下のグラフはGPDホームページより引用したゲーム別のFPSの値を並べたものです。
上記のグラフからもわかる通り最低でも30FPSは出ています。また、一部のゲームでは60FPSを超える結果を出しています。30FPSでは低いと感じるかもしれませんがゲームそのもののプレイは問題なく行うことができます。
また、これほどのFPSを実現しているのは性能が向上したIceLakeの内蔵グラフィックスによるものといえると思います。
ゲームに割り当てられるボタンを搭載
GPD WINシリーズには初代から割り当て可能な十字キーやA・B・X・Y・L・Rのボタンがあります。
GPD WINシリーズはキーボードが小さくキーボードとトラックパッドでの動作がしにくくゲームには向きません。そのため、ゲームを快適にするためにボタンや十字キーなどが搭載されています。
また、本体の大きさが手の大きさにフィットしているため3DSのような操作感で操作がしやすくなっています。
高色域・高繊細のディスプレイを搭載
GPD WIN MAXには189PPIの高繊細の8型ディスプレイを搭載し、また、色域はMac Book ProがうたっているP3の色域を90パーセントカバーしています。
また、輝度は500nitととても明るくなっています。
以前のモデルのGPD WIN 2では6インチディスプレイが採用されていましたが今回は8インチディスプレイが搭載され面積としては1.3倍広くなりました。
また、解像度も1280×720ドットから1280×800ドットになりより多くのゲームがプレイできるようになったり縦の情報量が増え作業の効率化ができるようになっています。
高性能なCPUを冷却する機構
GPD WIN MAX では高性能なCPUを搭載した半面発熱が大きくなっています。なお、GPD WIN 2に搭載されていたCore m3 8100YはTDPが5Wに対し新型のGPD WIN MAXに搭載されたCore i5 1035G7は15Wと3倍もの差があります。
ですが、ディスプレイの大きさの拡大に伴って本体の大きさも大きくなったためヒートパイプと冷却ファンが2個の大型の冷却機構を搭載することができています。
また、BIOSの設定によりTDPも3段階でで変更できるようになっているそうです。
高速なWi-Fi6を搭載
GPD WIN MAXはWi-Fi6に対応しています。上記のグラフはWi-Fi5(11ac)とWi-Fi6(11ax)のレイテンシーや通信速度を比較したものでWi-Fi6では通信速度、レイテンシーともに大幅に性能向上をしています。また、通信速度の点を見ればGPD WIN MAXは最大2.4Gbpsでの通信が可能です。
利用しているWi-FiがWi-Fi6に対応していれば超高速な通信を体験することができます。
まとめ
新しく発売が決まったGPD WIN MAXは従来のGPD WIN 2に比べ、IceLakeの高性能なCPUを搭載したことにより、より多くのゲームをより快適に楽しむことができるようになりました。
また、今回搭載されたIceLakeの内蔵グラフィックスの性能向上によりゲームのFPSも改善しており、フォートナイトなどのオンラインゲームも快適に楽しむことができます。
コアなゲーマー向けの製品ではないため、本気でゲームをプレイする人はゲーミングに特化したPCを利用したほうがよく向きませんが、どこでもゲームができ、小さくて持ち歩きも可能なため、ゲーム機のように持ち歩くのもありかもしれません。
※スペックの表・性能比較に用いたグラフ以外はGPDより引用












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